今回はYUSAワークって何ですか?
という質問を多く頂いたのでこちらで回答させて頂きたいと思います。
まず初めに皆さんも経験があると思うのですが、腰が痛い・・・肩が痛い・・・膝が痛い・・・その他もろもろ身体のあちこちが痛い・・・整形外科の先生に相談し、もらったアドバイスは
◇筋トレしましょう
◇水中ウォーキングしましょう
◇ストレッチしましょう
これらのトレーニングを実施し良くなりましたか?もちろんこれでよくなるパターンもあります。しかし上記の方法でよくならない方が多いのが事実ではないでしょうか。
また小学生・中学生・高校生・大学生・社会人でスポーツの競技力を上げようと頑張っている子供~大人まで
頑張って筋トレしよう。頑張って走り込みしよう。頑張って柔軟しよう。と頑張っているのではないでしょうか。
もちろんこれらのことは言わずもがな大事なことです。
しかしそれでケガをした。極度に疲労が溜まった。柔軟しているのにケガをした。などお困りになっていませんか?
上記◇の様に世の中にはいろいろなトレーニングがあります。その中でどのトレーニングを選ぶかは人それぞれ理由があると思いますが、トレーニングに求めることは、パフォーマンスの向上、ケガをしないことの2つに絞られるのではないでしょうか。
それにもかかわらず、ただひたすら筋トレをしてトレーニングしてもケガをしてしまったり、パフォーマンスが伸びなかったり、という事がフィットネス業界でもずっと続いています。
ではどうしたらケガが少なくなるのか。どうしたらパフォーマンスがあがるのか。どうしたら身体の痛みを改善させることができるのか。
その答えが、「脱力」という事です。
脱力と言ってもただ単純に力を抜くというわけではありません。
単純に家でくつろいでいる時や寝ている時などの脱力ではなく、運動の際にどれだけ脱力できるのか。そこに大きな違いがあります。
ベッドに寝て脱力することと、スポーツの動作中に脱力できることは大きく異なります。
脱力にも段階があると言われており、
第一段階:単に脱力をする
寝ている状態などただ単純に全身の筋肉を脱力させている状態
第二段階:姿勢保持の脱力
立っている時や座っている状態での脱力/姿勢保持の力などが必要な状態での脱力
第三段階:動作中の脱力
歩く・走る・跳ぶなどの動作の中での脱力/動きの中で必要な筋肉と使わないで良い筋肉の使い分け
この様に脱力と言っても段階があり、人によってできる段階が違うと言われております。
まずは自身の脱力段階がどの段階にあるのかを確認してみましょう。
そこでひとつ試してみて欲しいのが
YUSAワーク
YUSA・YUSA ユサユサ ユサユサ連続して言葉にするとどんな印象がありますか?
YUSAワーク⇒ユサワーク:身体をユサユサと揺らす動きです。
筋肉に程よい脱力感を作り、固まった身体をほぐす効果があります。
最近この脱力が大事であるという記事が増えてきているので、何かで目にしたことがある方もいるのでは?
筋トレだけでは身体能力は改善しない。脱力スキルこそ身体能力のカギであるといった記事も掲載されたのを数日前に読みました。また半年ほど前だったかな!?イギリスの学会で脱力に関する論文が発表され効果など含め大きな話題になったという記事もありました。
それほど脱力と言ったスキルに話題が上がっています。
そんな今流行り!?の脱力を丁寧に全身行い、脱力スキルを身に付けてしまおうと言うのが
YUSAワーク
ストレッチをしたり、筋トレをしたり、有酸素運動したりするといつもと違う感覚を得られます。
いきなり脱力をしてください。と言われてもできるわけありません。身体の脱力方法には人によって変わってきます。脱力が苦手な部位もありますし、脱力ができない原因も変わってきます。脱力にも練習が必要ということです。
さらにYUSAワーク+体軸体操この組み合わせで身体の脱力はさらに高まります。
体軸体操は自身の身体を自由に操る能力を上げる効果があります。その能力の中に脱力も含まれています。
インナーマッスル⇒私たちは体軸筋とも言ったりしますがこの筋肉の繋がりがよくなることで筋肉の操作性もあがり、力みが抜けて、動きの自由度と力の伝達効率が向上します。結果無駄な力が働かなくなり、自然な脱力の獲得に成功するとも言えます。
脱力と言うと身体の力を抜くスキルだと考えがちですが、必要な筋肉を動かし、必要ではない筋肉は休ませる力であり
正しい筋肉の使い方を体得する能力とも言えるでしょう。
そこに体軸体操を取り入れる事により全身の筋肉の繋がりを良くし脱力スキルはより効果を高めることが期待できます。
自分の身体を自在に操る能力を手に入れるには、筋力も大事、柔軟性も大事、体力も大事、その中に脱力も大事。としてみませんか?
なにごともバランスが大事ということです。筋力トレーニングと脱力トレーニングを上手くかけ合わせてより楽な身体を手にいれることができるといいですね。
今回はYUSAワークについてお話をさせていただきました。